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AV女優が風俗で働く理由

○現役時代の場合

数ある風俗の中でも、高級デリヘルなどにはクオリティの高い女性が集まっており、現役AV女優が在籍している店舗も少なくありません。知名度の高いAV女優になると、数十万円という大金を支払って遊ぶことになります。

高級風俗で働くAV女優は、非常に稼ぎがいいため、AV女優という本業の合間にそのような店舗で働いているケースが多いです。専属AV女優はAVのみの稼ぎで十分に稼いでいけるため風俗店で働いていることはほとんどなく、多いのは企画単体女優でしょう。

企画単体女優はメーカーと専属契約を結んでいた単体女優が、すこし人気が落ち目となって企画単体女優に落ちるケースや、単体ほど注目はされていないAV女優です。しかし、専属契約を結んでいないだけに、自分が必要とされるだけの出演をすることができます。そのため、出演本数が非常におおいために単体女優以上の知名度と稼ぎを誇っている企画単体女優もいます。

しかし多くの企画単体女優は、単体女優から企画落ちした場合には稼ぎは減るものです。そしてまた単体に返り咲くことができるとは限らないため、元単体であった知名度を活かして高級風俗で働くのです。また、単体になったことはないものの、企画単体女優として売れている女優も、同様に知名度を活かして高級風俗で働きます。

このような理由で、AV女優が所属していることを売りにしている風俗の在籍一覧をみると、男ならば多くの人が聞いたことがある名前のAV女優が在籍していることがよく有るのです。

 

別のケースとして、AV女優が在籍しているのですが、料金はそれほど高くないという風俗店もあります。このような店舗では企画単体女優などの有名AV女優が在籍しているのではなく、AV女優だけでは生活が成り立たない企画女優であることがほとんどです。たしかにプロダクションに所属するAV女優ではあるのですが、企画女優のなかにはエキストラとして出演したり、複数の女優が必要となる乱交物の一人として出演したりするため、知名度を武器にすることはできません。そのため、高級風俗ではなく、そこそこの風俗に入店することとなります。

したがって、これらの企画女優は、AV出演の依頼があれば撮影に挑み、それ以外の時間は風俗店で稼いでいます。有名ではないものの、実際にプロダクションに所属しているAV女優であることから、一般の風俗嬢よりも多く稼ぐことができます。

 

○引退後の場合

AV女優を引退してから風俗に転向する元AV女優も多いです。かつて人気を集めた女優であれば「元AV女優」として売り出されることになるでしょう。その人気を活かして営業をすれば、大きく稼ぐことができます。

なぜAV女優を引退した後に風俗に転向をするのかと言えば、いくつかの理由があります。

ひとつめは、風俗は稼げるということです。元AV女優のブランドを持っているのですから、本人に働く意思さえあれば大きく稼ぐことも不可能ではありません。しかし、AVを引退した後に一般の仕事に戻れるかと言うとこれは難しいでしょう。

最近の女優に多い「有名国立大学出身AV女優」などであれば、その学歴をいかして普通の仕事に就くことも可能でしょう。しかし多くの女優はそのような肩書はないため、地味な作業に従事するほかありません。

毎日上司に小言を言われながら、何時間も一生懸命働いても1ヶ月の給料は20万そこそこです。これでは現役AV時代女優時代の出演1本分の稼ぎに過ぎません。こうなるとカラダを売って手っとり早く稼ぎたいと思って風俗店に流れる元AV女優が多いことも納得できるでしょう。

また、別の理由としては、AV女優になった女性の中には、それまで成功体験をほとんどしたことがない女性が、AVに出演することによって初めて成功を体験したというケースが多いため、このような女性はAV引退後、また成功体験をしたことがない世界に舞い戻ることとなります。

このような女性の多くは、自分はカラダを使うことでしか成功を掴めないと思っているため、風俗に流れることで新たな成功を掴もうとします。このような理由で引退後に風俗に流れる女性も多いのです。

 

 

カラダを売ることでしか稼ぐことを知らない女性たちは、年を重ねて体力が落ち、美貌にも陰りが出てきたときには転落の人生が待っているケースが多いのも事実であり、AV引退後に風俗に流れるというのは安易な生き方と言うこともできるでしょう。最も良いことは過去を気にしない良い男性と結婚することです。

男性の扱いにおいて特殊な能力を持っているとさえ言えるAV女優にとって、これが最も堅実な第二の人生と言えるでしょう。

AV女優経験のあるソープ嬢

AV女優として出演経験のある女性は、その後風俗で働くときに箔がつくものです。実際には企画女優としてエキストラ出演の経験がある女優も一応はAV女優経験があるものとみなすならば、取り立ててクオリティが高いとも言えませんし、企画単体や単体として活躍したことのない女優であれば、それほど何かが特別ということはないように思います。

しかしやはり風俗業界で生きていくにおいて、AV女優経験ありということは主張して損はないことですし、AV女優の肩書を持っているだけでお客がつくこともよくあるのです。AV女優という肩書を持っている風俗嬢を魅力的に感じる男性は多いもので、これはおそらくAV女優として不特定多数の男性のオナネタとなったことがある女性を抱けるということに優越感を抱いているものと思われます。

ソープランドの情報サイトである吉原ソープランド情報ソープスタイルを見ると、AV出演経験のある女性が97人登録されています。ざっとみたところ、知っているAV女優は一人もいなかったので、それほど知名度が高いとは思われません。おそらくはAV業界で伸び悩み、AVだけでは食べていけないためにソープランドとの掛け持ちをしているか、もしくはAV女優としての望みがかなわずAV女優を引退してからソープ嬢になったのでしょう。なんにせよ、知名度の低い女性ばかりです。ただし、一応はAV女優として採用された経験を持っているだけのことはあり、可愛いあるいは美人な女性が多いです。

これに対してデリヘルに所属するAV女優には知名度が高い女性が非常に多く所属しています。これはおそらく、有る程度の知名度と人気を獲得したAV女優であれば、ソープランドで働かずともデリヘルで十分に稼いでいくことができるからであろうと思われます。

AV女優を引退した女性の3分の2以上は風俗業界から足を洗うことができずに風俗に流れていくといいます。これは、体を売りにする職業としてもっともハードなAV女優として働いた結果、風俗店で働くことはそれほど大変ではなく、しかも元AV女優というネームバリューで稼ぎやすいということがあるでしょう。

体を使って稼ぐことの成功体験が彼女たちを束縛していると言えるでしょう。AVにしろソープにしろ他の風俗店にしろ、彼女たちがカラダを切り売りすることによって相応の見返りを支払っています。これが彼女たちの成功体験につながり、もはやカラダを使うこと以外で稼いでいける自信はなく、知らぬ間にカラダを使って稼ぐと言う方法が身にしみてしまっているのです。

たしかにAV女優として名前を売ったことがある女性は、単価も高く、指名もつきやすく、大きく稼ぐことも可能であると思いますし、稼げるうちに稼いでおくというのは賢明な選択かもしれません。しかしそうしつつも、カラダで稼ぐことができなくなった時の対策はしっかりと練っておくべきだといえるでしょう。そうしなければ、いざカラダで稼げなくなった時には一気に転落していく可能性が高いのです。