AV女優経験のあるソープ嬢

AV女優として出演経験のある女性は、その後風俗で働くときに箔がつくものです。実際には企画女優としてエキストラ出演の経験がある女優も一応はAV女優経験があるものとみなすならば、取り立ててクオリティが高いとも言えませんし、企画単体や単体として活躍したことのない女優であれば、それほど何かが特別ということはないように思います。

しかしやはり風俗業界で生きていくにおいて、AV女優経験ありということは主張して損はないことですし、AV女優の肩書を持っているだけでお客がつくこともよくあるのです。AV女優という肩書を持っている風俗嬢を魅力的に感じる男性は多いもので、これはおそらくAV女優として不特定多数の男性のオナネタとなったことがある女性を抱けるということに優越感を抱いているものと思われます。

ソープランドの情報サイトである吉原ソープランド情報ソープスタイルを見ると、AV出演経験のある女性が97人登録されています。ざっとみたところ、知っているAV女優は一人もいなかったので、それほど知名度が高いとは思われません。おそらくはAV業界で伸び悩み、AVだけでは食べていけないためにソープランドとの掛け持ちをしているか、もしくはAV女優としての望みがかなわずAV女優を引退してからソープ嬢になったのでしょう。なんにせよ、知名度の低い女性ばかりです。ただし、一応はAV女優として採用された経験を持っているだけのことはあり、可愛いあるいは美人な女性が多いです。

これに対してデリヘルに所属するAV女優には知名度が高い女性が非常に多く所属しています。これはおそらく、有る程度の知名度と人気を獲得したAV女優であれば、ソープランドで働かずともデリヘルで十分に稼いでいくことができるからであろうと思われます。

AV女優を引退した女性の3分の2以上は風俗業界から足を洗うことができずに風俗に流れていくといいます。これは、体を売りにする職業としてもっともハードなAV女優として働いた結果、風俗店で働くことはそれほど大変ではなく、しかも元AV女優というネームバリューで稼ぎやすいということがあるでしょう。

体を使って稼ぐことの成功体験が彼女たちを束縛していると言えるでしょう。AVにしろソープにしろ他の風俗店にしろ、彼女たちがカラダを切り売りすることによって相応の見返りを支払っています。これが彼女たちの成功体験につながり、もはやカラダを使うこと以外で稼いでいける自信はなく、知らぬ間にカラダを使って稼ぐと言う方法が身にしみてしまっているのです。

たしかにAV女優として名前を売ったことがある女性は、単価も高く、指名もつきやすく、大きく稼ぐことも可能であると思いますし、稼げるうちに稼いでおくというのは賢明な選択かもしれません。しかしそうしつつも、カラダで稼ぐことができなくなった時の対策はしっかりと練っておくべきだといえるでしょう。そうしなければ、いざカラダで稼げなくなった時には一気に転落していく可能性が高いのです。